メクラの人民(ジンミン)がいくら集(アツ)まって相談(ソウダン)すればとて、すればする程(ホド)ヤミとなるのぢゃ、行(ユ)き詰(ツマ)って あげもおろしも出来(デキ)んことになるのぢゃぞ、総(スベ)てを数(カズ)だけで決(キ)めようとするから悪平等(アクビョウドウ)となるのぢゃ、メクラをいくら並(ナラ)べてみても何(ド)もならん、早(ハヨ)う改心(カイシン)せよ、新(アタラ)しきタマの選挙(センキョ)があるでないか。