始(ハジ)めの日(ヒ)は始(ハジ)めの日(ヒ)に過(ス)ぎん、始(ハジ)めの前(マエ)にあるものが判(ワカ)らなければ、それは只(タダ)の理屈(リクツ)に過(ス)ぎんぞ、マコトでないぞ、根(ネ)から出(デ)たものではない、枝葉(エダハ)に過(ス)ぎん、男(オノコ)から女(オミナ)は生(ウマ)れんぞ、奇数(キスウ)から偶数(グウスウ)は生(ウマ)れんと申(モウ)してあろうが、一(ヒト)つのものの表(オモテ)が男(オノコ)であるぞ、裏(ウラ)が女(オミナ)であるぞ、男(オノコ)から女(オミナ)をつくったと申(モウ)すのは或(ア)る時期(ジキ)に於(オ)ける教(オシエ)ぢゃ、岩戸(イワト)がひらけたのであるから教(オシ)へではならん、道(ミチ)でなくてはならんと申(モウ)してあるぞ、道(ミチ)は永遠(エイエン)ぢゃ、から出(デ)てに至(イタ)るのぢゃ。