(レイ)-霊-界(カイ)と申(モウ)しても神界(シンカイ)と幽界(ユウカイ)に大別(タイベツ)され、又(マタ)神界(シンカイ)は天国(テンゴク)と霊国(レイカイ)に分(ワ)けられ、天国(テンゴク)には天人(テンジン)、霊国(レイカイ)には天使(テンシ)が住(ス)み、幽界(ユウカイ)は陽界(ヨウカイ)と陰界(インカイ)に分(ワカ)れ、陽霊人(ヨウレイジン)、陰霊人(インレイジン)とが居(オ)る、陽霊人(ヨウレイジン)とは人民(ジンミン)の中(ナカ)の悪人(アクニン)の如(ゴト)く、陰霊人(インレイジン)とは善人(ゼンニン)の如(ゴト)き性(サガ)をもってゐるぞ。高(タカ)い段階(ダンカン)から申(モウ)せば善(ゼン)も悪(アク)も、神界(シンカイ)も幽界(ユウカイ)もないのであるが、人民(ジンミン)の頭(アタマ)で判(ワカ)るように申(モウ)してゐるのであるぞ。幽界(ユウカイ)は本来(ホンライ)は無(ナ)いものであるが、人民(ジンミン)の地獄的(ジゴクテキ)想念(ソウネン)が生(ウ)み出(ダ)したものであるぞ。