ヨコの十(トウ)の動(ウゴ)きがクラゲナスタダヨヘルであり、タテの十(トウ)の動(ウゴ)きがウマシアシカビヒコジであるぞ、十(トウ)と十(トウ)と交(マジ)わり和(ワ)して百(ヒャク)となり九十九(キュウジュウキュウ)と動(ウゴ)くのぞ。過去(カコ)も未来(ミライ)も霊界(レイカイ)にはない、今(イマ)があるのみ、これを中今(ナカイマ)と申(モウ)すぞよ。竜宮(リュウグウ)の乙姫殿(オトヒメドノ)、日(ヒ)の出(デ)の神殿(カミドノ)、岩(イワ)の神殿(カミドノ)、荒(アレ)の神殿(カミドノ)、風(カゼ)の神殿(カミドノ)、雨(アメ)の神殿(カミドノ)、暗剣殿(アンケンドノ)、地震(ジシン)の神殿(カミドノ)、金神殿(コンジンドノ)の九柱(コハシラ)なり、総大将(ソウダイショウ)は国常立大神(クニノトコタチノオオカミ)なり、このこと判(ワカ)りて下(クダ)されよ、教(オシエ)はなくなるぞ、元(モト)の道(ミチ)が光(ヒカ)り輝(カガヤ)くぞ、これを惟神(カンナガラ)の道(ミチ)と申(モウ)すぞ。