青海原(アオウナバラ) 青垣山(アオカキヤマ)の 内(ウチ)-宇宙-に 御子(ミコ)生(ウマ)る。 神(カミ)の御座(ミクラ)のまわりには十(ジュウ)の宝座(ホウザ)があるぞ、十(ジュウ)の宝座(ホウザ)は五十(ゴジュウ)と五十(ゴジュウ)、百(ヒャク)の光(ヒカリ)となって現(アラワ)れるのであるぞ、大摩邇(オオマニ)は百宝(ヒャクホウ)を以(モ)って成就(ジョウジュ)すると知(シ)らせてあろうがな、五十種(ゴジュッシュ)の光(ヒカリ)、五十種(ゴジュウッシュ)の色(イロ)と申(モウ)してあろうがな、光(ヒカリ)の中(ナカ)に百億(ヒャクオク)の化仏(ケブツ)ぢゃと申(モウ)してあろう、百(ヒャク)が千(セン)となり万(マン)となり億(オク)となるのであるぞ、今迄(イママデ)は四(ヨ)の活物(カツブツ)と知(シ)らせてありたが、岩戸(イワト)がひらけて、五(コ)の活物(カツブツ)となったのであるぞ、五(コ)が天(アメ)の光(ヒカリ)であるぞ、白(シロ)、青(アオ)、黄(キ)、赤(アカ)、黒(クロ)、の色(イロ)であるぞ。