国常立神(クニノトコタチノカミ)も素盞鳴命(スサナルノミコト)も大国主命(オオクニヌシノミコト)も、総(スベ)て地(チ)-智-にゆかりのある神々(カミガミ)は皆(ミナ)、九(コ)-光-と十(ト)-透-の世界(セカイ)に居(オ)られて時(トキ)の来(ク)るのをおまちになってゐたのであるぞ、地(チ)は智(チ)の神(カミ)が治(シ)らすのぞと知(シ)らしてあろうが、天運(テンウン)正(マサ)にめぐり来(キ)て、千(チ)-智-引(ビキ)の岩戸(イワト)-言答-はひらかれて、これら地(チ)-智-にゆかりのある大神達(オオカミタチ)が現(アラワ)れなされたのであるぞ、これが岩戸(イワト)ひらきの真相(シンソウ)であり、誠(マコト)を知(シ)る鍵(カギ)であるぞ。