世(ヨ)の元(モト)はであるぞ、世(ヨ)の末(スエ)もであるぞ、からに弥栄(イヤサカ)するが、その動(ウゴ)きは左廻(ヒダリマワ)りと右廻(ミギマワ)りであるぞ、とと申(モウ)してあろう、その中心(チュウシン)に動(ウゴ)かぬ動(ウゴ)きあるぞ、何(ナニ)も彼(カ)も、人民迄(ジンミンマデ)変(カワ)るのが今度(コンド)の大立替(オオタテカエ)、食物(タベモノ)も、衣類(イルイ)も、住居(ジュウキョ)も皆(ミナ)変(カワ)るぞと申(モウ)してゐる時(トキ)が来(キ)ているのぞ、いつ迄(マデ)チョンマゲを頭(アタマ)にのせてゐるのか、ケンビキ今一度(イマイチド)痛(イタ)くなるぞ、そのケンビキ今度(コンド)は東(ヒムカシ)の方(ホウ)ぢゃ。